便秘の原因を知って対策を!

便秘は、大きく分けて急性便秘と慢性便秘があります。急性便秘は、それまで通常の排便が続いていたものが、突然滞ってしまう状態です。 慢性便秘は、排便の間隔が長く開いてしまったり、日常的に排便があっても硬くて少量になってしまうことなどが、長期間続く状態です。 これらには、共通した原因があります。まずは、腸内細菌のバランスが崩れることです。偏った食生活や加齢は、腸内の善玉菌と悪玉菌のバランスに悪影響を及ぼし、正常な腸の活動を妨げてしまいます。 次に、ストレスです。生活環境の変化や不規則な生活によるストレスが、自律神経の働きを不安定にし、正常な排便のリズムを狂わせてしまいます。 最後に、無理な我慢によるものです。正常な便意があるにもかかわらず我慢をしてしまうと、排便のタイミングがずれてしまうことがあります。 お腹の中に留まった便は、時間の経過とともに水分が失われ、排出しにくい状態になってしまいます。 また、これらの他にも、運動不足やダイエットなどによる水分・食物の摂取不足なども原因になります。 以上から、便秘を防ぐためには、食生活・運動・精神面から対策を行う必要があります。 具体的には、日頃から野菜・果物・乳製品や充分な水分を摂り入れ、負担にならない程度の運動を定期的に行います。 そして、趣味などストレス解消の手段をみつけて、これも定期的に行います。便意をもようしたときは、我慢しないようにしましょう。